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一般には、成牛皮のように25ポンド以上ある厚く重い皮をハイド(Hide)と呼び、 仔牛皮のように薄くて小さい軽い皮をスキン(Skin)と呼びます。

 植物タンニン鞣し

植物の樹皮、根、葉などから抽出した植物タンニンを溶液でとかした槽に、吊り下げた状態の皮を浸してなめす方法。なめし上がった革は、タンニンの茶褐色をしていて光により暗色化しやすく、低pHで淡色で、高pHでは濃色となります。代表的な革としては、ヌメ革などがあります。

 クローム鞣し

水合成剤(硫酸クロム・重クロ ム酸ナトリウム・カリウム塩 クローム塩など)を用いた科学的製法による鞣し方。柔軟性、弾力性、拡張性、耐熱性、染色性に優れ、軽い仕上がりになっています。現在では、ほとんどの革製品がクロムなめしベースの革が使用されています。

 混合(複合)なめし

2種類以上のなめし剤の特徴を生かし、用途毎になめしたもので、クローム鞣しした後、タンニン鞣しをした、野球グローブ用のグローブレザーが一例。コンビなめしともいい、逆にタンニン鞣し後、クローム鞣しすることを逆コンビという。クロームとタンニンの長所を生かした革を作ることができる。

 油鞣し

動物の油脂で皮を鞣す方法で耐水性に強い。セーム革がこれにあたり洗濯も可。

 オイルドレザー

動物油で皮を鞣す方法。タンニン鞣しをする際にオイル分を多く含ませた革。

 泥鞣し

茶利八方のなめし。 石灰分をまぶして、泥の上で鞣す特殊な方法。

 アニリン加工

鞣しではなく染色方法。色落ちしやすいデリケートな染色だが、革がへたりにくいという特徴がある。


 
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